はじめまして、セラピストの小谷光沙(こたに ありさ)です。
私が今のようなセラピストとして活動するようになったきっかけは、私自身が医療従事者だったことが大きな理由の1つです。
私は診療放射線技師として、12年間医療の現場で働いてきました。
長い間技師として仕事をする中で私には年々痛感する思いがありました。
それは「医療では救えない人もいる」ということ。
病気などで身体が思うように動かなくなってしまった人の希望として医療こそが最後の砦だと思っていたのに、
医療ではどうにもならず根本的な解決がなされないままにされている人のなんと多いことか。
私自身もギックリ腰や首、肩こりによる頭痛に悩み、また足の手術により全身のバランスが悪くなるなどいろんな不調で悩んできました。
そんな中、娘が生まれたとき私は産後うつになってしまったのです。
完璧主義の私は、思った通りになんていかない初めての子育てにストレスを感じ、そしてなにより辛かったのは“孤独”。
その時私は毎日、“どうやったら娘と一緒に、苦しまずラクに死ねるだろうか”とそればかりを考えながら生きていました。
そんな感覚を味わったあと職場復帰した私は、社会との繋がりが持てたことが嬉しく仕事を頑張りすぎてしまったのでしょう。
ふと気付けば「なにしてるんだろう、私…」と心が空っぽになっていました。
「まだ頑張れる」「私が頑張らなきゃ」と自分に鞭を打ち続けた結果、少しずつ心と体のバランスが崩れていきました。
自分が今まで当たり前に享受していた健康は、心と体のバランスの上に成り立っているんだと
そのときはじめて気が付いたのです。
そして放射線技師として骨を見てきた経験があったからこそ、
忙しい毎日で疲れ果て、ストレスで強張った心と体をゆるめ、骨の歪みや全身のバランスを整えるという私ならではのアプローチに行き着きました。
病院に通っても長い間身体の痛みが解決しない人、心が置き去りになって頑張りすぎてしまっている人…
少しだけゆっくりと時間を取って、自分の心と身体に向き合ってみませんか?
私自身が一度どん底で悩んだからこそ、寄り添える心の痛みがあります。
そして医療従事者だからこそ身体の歪みに正しくアプローチできます。
あなた自身の心と身体の心地よいバランスを一緒に探しにいきましょう。